「介護のレクリエーション」といっても、どんなものを企画実行したらいいのか悩まれる方は多いのではないでしょうか？
またレクリエーションを通して、楽しんでもらえるもの・かつ軽い運動(頭や体)になるものをと考えると更に難しいですよね。
今回はレクリエーションをするにあたって、大切なポイントをおさえながら楽しめるアイデアレクリエーションのご紹介をいたします。
一概に狙いやポイントといっても、では何に気をつけて企画すればいいのでしょうか？？
気をつけるポイントは2つ!!
①ｸﾞﾙｰﾌﾟで楽しめるもの
個人で作業できるようなものも集中力をあげるためにはいいのですが、楽しみや喜びや達成感をみんなで『共有』するというのがとっても大事なポイントです!!
②適度に頭や体を使うもの
もちろん上記のように「楽しむ」ということを念頭に入れて、ということですが”ただ楽しい”だけではなく、リハビリもかねて適度に体や頭を使えるものにしましょう。
ではさっそく①②を兼ねて楽しめるゲームをご紹介いたします!!
今の季節にぴったり♪
おりがみや和紙を切り貼りしたりして、花火を作り上げます♪大きい花火、小さい花火、色とりどりの花火を作って、それぞれつくったものをつなぎ合わせ一枚の画にしていきます♪
≪効果≫
①切る・貼るなどの作業を通じて集中力や手指の機能を鍛えます。
②それぞれが作ったものをつなぎ合わせることで『みんなで一つのものを作り上げる喜び』や『達成感』をあじわっていただきます。
③夏の風物詩として、季節感を味わうことができます。
まず池の絵を書いた大きな画用紙を用意します。
折り紙でいろんな海や川の生き物を作り、池にうかべます。
横にたらいにみたてた箱を用意します。
口にくわえたストローで魚をつって、たらいにいれていきます。
《効果》
①口で吸うことによって唇や周辺の筋肉を鍛えます。
②どうやって吸ったらうまくたらいに持っていけるか？落ちないようにするにはどうしたらいいか？などアイデアや方法を考え、頭を使います。
③みんなで声かけあい応援しあいながら、たらいに入ったときの達成感や喜びをみんなで共有しあいます。
これはとっても盛り上がるゲームです♪
紙コップの上のほう、もしくは中に1～10までの数字を書く。
浅いダンボールを用意して、数字の書いた紙コップを10個ならべます。その場合点数が高い方を奥にならべて下さい。(ダンボールの深さは紙コップより少し低い位。)
利用者の方にピンポン玉のような軽いものを渡して1メートル程離れたところから投げてもらいます。
もち玉は5個。同じところにいれてもOK!!
点数が高い方が勝ちです。リピート率のとっても高いレクリエーションですよ!!
《効果》
①手や体全体を動かすので、軽い運動になります。
②利用者さんに得点を計算して頂くので、頭の運動にもなります。
③他の方の点数なども一緒に数えたり等、利用者さん全員で楽しむことができます♪
盛り上がったゲームは繰り返してやってみましょう♪企画する方も毎回毎回考えるのも大変ですし、利用者さんから「この前やったゲームすごく楽しかった」など声があがったものは、たまに繰り返してみることも大切ですよ。
《文・やず》
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