放課後等デイサービスで働くには？求人の探し方まで教えます｜介護福祉士・社会福祉士・ケアマネージャー・初任者研修・ヘルパー｜介護求人専門サイト｜介護求人ガイド

平成24年に一部改正された児童福祉法によると、放課後等デイサービスとは、

する事業と定義されています。

　いわば障害のある子どもたちのための学童保育とも言える施設です。

業務内容

　放課後等デイサービスは、大きく分けて3つの異なったタイプの施設があります。

　勉強したり遊んだり自由に過ごす学童保育型の施設、専門的な療育も行う療育型の施設、そして運動や芸術などの習いごとに特化した習い事型の施設の3種類があります。

　どの施設でも自立して日常を送るための訓練が行われます。

　放課後等デイサービスの職員は、児童発達支援管理責任者と管理者、そして実際に子どもたちと接する児童指導員・保育士の構成です。

　主な業務内容は子どもたちの見守りや介助ですが、保育園や学童保育と違うところは子どもたち各自に合わせて指導や援助、訓練が行われることです。

　放課後等デイサービスの開設要件が平成３０年４月から厳しくなり、職員の半数以上は児童指導員または保育士でなければなりません。

この児童指導員になるための資格要件をご紹介します。

1．児童福祉施設の職員養成施設を卒業

2．社会福祉士・精神保健福祉士

3．小学校・中学校・高等学校の教諭

4．大学または大学院で社会福祉学・心理学・教育学・社会学のいずれかを修了

5．3年以上児童福祉事業に従事

　児童指導員の資格は任用資格ですので、資格を取得・保有しているだけでは何の意味もありません。

　施設に採用され任命されて初めて「児童指導員」となります。

　市区町村などの自治体が運営する施設なら、広報やホームページで職員の募集が行われます。

　それ以外の福祉法人や民間企業が運営する施設の求人は、ハローワークや求人情報誌、例えば介護求人ガイドなどのウェブ上の求人サイトなどで募集されています。

　まずは、気になる施設のホームページをチェックしたり、お近くの施設に見学に行ったりといった情報収集から始めましょう。

　同じ放課後等デイサービスでも、施設によって運営方針や活動内容が違いますし、労働環境もまちまちです。

　必ず確認してから求人に応募しましょう。

　続いては、放課後等デイサービスで働くメリット・デメリットについてご紹介します。

メリット

　まず挙げられるのが、学校や保育園と比べると、子どもたち一人ひとりと密接に関われることです。

　そして、福祉や介護についての知識や経験を積むことでスキルアップが望めます。

　もちろん社会的に意義のあるお仕事ですし、やりがいもある職種です。

　ニーズは高まっていますから、将来的にも需要は拡大するでしょう。

デメリット

　いろいろメリットがある反面、デメリットもいくつかあります。

　子どもたちの年齢に幅があり対応が難しいとも言えます。

　また、比較的少人数の体制の施設が多く、ひとりの職員にかかる負担が大きいので大変だという声も聞かれます。

　年々増えてきてはいますがまだまだ施設の数が少なく、したがって求人もあまり多くありませんから、職探しの選択肢は限られています。

　では、実際に放課後等デイサービスの求人を探してみましょう。

　まず、働く施設の何に一番重点を置くのかをあらかじめ決めておきましょう。

　お給料や休日、勤務時間など待遇・条件面を重視するのか、子どもへの関わり方や訓練や指導方法といった運営方針にこだわるのか、働く自分自身がしっかり把握してブレ無いようにすることが大切です。

　実際の求人を見ながらご説明します。

　神奈川県のある療育型放課後等デイサービスの求人募集画面です。出典：介護求人ガイド

雇用形態はパート・アルバイトです。

残業の有無も結構重要ですね。

時給は950円～1,000円、平均的な時給です。

2交代のシフト制です。

　放課後等デイサービスは完全週休2日制の施設も多いようです。

　放課後等デイサービスのパートやアルバイト求人としては一般的なモデルケースです。

　求人サイトなどで分かるのは、こういった条件や待遇面のみです。

　その施設の運営方針や実際の職場の雰囲気などは、ホームページを閲覧したり、施設見学に行ってみたりして確認しておきましょう。

放課後等デイサービスで働くには？の記事いかがでしたでしょうか？

障害のある子どもたちをサポートしたい！

社会に貢献できる仕事がしたい！

そんなあなたに放課後等デイサービスはピッタリの職場かも知れません。

気になった方は是非チャレンジしてみて下さい。