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介護コラム

同性介護か?!異性介護か?!

男性介護職員の方は、女性利用者様、入居者様の介護をして良いものかどうか・・・日々迷われているのではないでしょうか。今回は同性介護が良いのか、異性介護はダメなのかについて考えていきたいと思います。

《異性介護は何故ダメだと言われるのか?!》

自分自身や自身の両親が介護を受ける立場になって想像してみると分かるかもしれません。。

入浴介助のとき、異性の介護職員さんに裸を見せられるか・・・洗ってもらえるか・・・排泄介助も同様です。

やはり、嫌だな・・・と感じたのではないでしょうか。

このような考えから、異性介護は虐待だ!と言われ、拒否しているのに行うと訴えられる可能性もあり、介護施設としてもどうすべきか悩まれているところなのです。

《職員側が異性介護を拒みたくなることも?!》

利用者様や入居者様が異性介護職員に入浴介助や排泄介助されることを拒否する、人権を無視している!と言われるということは、よく耳にし議論されていますが、介護職員が異性介護を拒みたくなることも実は少なくないのです。

例えば、入浴介助中に異性の利用者様や入居者様からセクハラを受ける・・・仕事とは言え、密室の中で1対1の状態で起きれば、その時の恐怖心はトラウマになっても不思議ではないと思います。。

《やはり同性介護が良いのか?!》

このように見てくると、やはり異性介護はダメで同性介護が良いと感じてしまうかもしれません。しかし、異性介護が良いこともあるのです!!

入浴や排泄など身体的な介護の面では、同性介護が良い場合が多いと思いますが、コミュニケーションをとる場面では異性介護の方がうまくいくことが多々あります!!

例えば、不機嫌な利用者様や入居者様が同性の介護職員に声かけされても無視するけれども、異性の介護職員に声かけされると想いを話し始めたりする・・・など、物事がスムーズに進むことが多いのです!!

《理想と現実》

ここまで、同性介護と異性介護のどちらが良いのかお話してきましたが、同性・異性でまとめるのではなく、利用者様や入居者様お一人おひとりにとって、その場面場面で、誰がどのような対応をとることが最良であるか検討していくことが大切だと思います。性差関係なく人と人として向き合っていくことで、信頼関係も築け、大きなトラブルに発展することはないのではないでしょうか。

しかし、なかなか希望通りに対応できず、どうすべきか悩んでいる介護施設が少なくないのは、人員不足が原因です。その為に、どうしても夜間はご要望に添えないことが多く、施設によっては日中もお応えできないところもあるのが現状なのです。

《最後に・・・》

どのように対応することが良いかは分かっていても、それを実行することができないのが現実ですが、やはり、利用者様や入居者様と介護職員の間に確かな信頼関係があることで防げる問題は多いはずです。利用・入居される前に「やむを得ず、異性介護を行わせていただくこともございます・・・」と説明しておくなど、相互理解を深める努力を怠らないことが重要になってくるでしょう。

利用者様、入居者様はもちろん、介護職員の方々も不快な思いをせず過ごせることを、これからも考えていきたいです。


〈文・このこの〉

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