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介護コラム

サービス付き高齢者向け住居って何だろう?メリットから注意点まで教えます

サービス付き高齢者向け住居とは?有料老人ホームとの違いは?など様々な疑問を解決します。

そもそもサービス付き高齢者向け住宅ってなに??

一定の条件とは?

  • ・原則60歳以上
  • ・40歳以上で「要介護認定」または「要支援認定」を受けている
  • ・自分で身の回りのことが行える

大きくこの3つが条件となっています。施設によっては、「認知症ではない」などの施設独自の条件がプラスされる場合もあります。


住むのはどんな部屋?

サービス付き高齢者向け住宅には、国が定めた基準が存在します。

  • ・各個室は、床面積が25㎡以上であること
  • ・バリアフリーに対応していること

 →少なくとも片面には手すりがあること、廊下には段差がないことなど

これらの基準を満たしている部屋に住むことになります。ほかにも各部屋には、トイレや洗面台などが用意されています。


受けられるサービス

 上でも述べたように、安否確認サービスと生活相談サービスを受けることができます。安否確認には、職員が確認する方法と、カメラやセンサーなどを使った確認方法とがあり、施設によっては、2つの方法を併用しているところもあります。生活相談とは、生活相談員が買い物や連絡代行などを行い、入居者のサポートをすることです。


介護付き有料老人ホームとは何が違うの?

一番の違いは、受けることが出来るサービスの違いです。このほかにも、契約についてのことや、居住者の自由度など異なる点があります。いくつか詳しく見てみましょう。


受けることが出来るサービスの違い

 介護付き有料老人ホームでは、介護サービスが含まれています。介護スタッフが24時間施設に常駐し、利用者に対応しています。そのため、重度の認知症であっても対応可能となっています。サービス付き高齢者向け住宅は、元気な高齢者を対象としているため、介護スタッフの常駐は日中のみで、夜間は不在という施設もあります。もし、サービス付き高齢者向け住宅で、介護サービスを利用したいという場合は、外部の事業者を利用することになります。


利用者の自由度が高い

 有料老人ホームの場合、介護が必要な入居しているからということもありますが、外出や外泊には制限があり、自由度が低くなっています。一方、サービス付き高齢者向け住宅は、とても利用者の自由度が高いです。外出や外泊に制限がなく、一般的な住宅と同じように生活することができます。これまでの生活を維持したいという人にはサービス付き高齢者向け住宅が向いているのではないでしょうか。


かかる費用は?補助金がもらえる!?

実際に入居を考えるときに気にするのは費用についてではないでしょうか?補助金をもらって、少しでも安い費用で入居したいと考えている人もいませんか?ここではそれらの疑問を解決します。


かかる費用は?

 まず初めに敷金・礼金などの初期費用が掛かります。敷金は、月額利用料2~3か月分ほどが一般的です。それとは別に、家賃、管理費、光熱費などで月額平均10~30万円ほどかかります。食事や介護の有無で多少差がありますが、ほとんどの場合この程度の金額が必要となります。


補助金について

 サービス付き高齢者向け住宅に入居するための補助金というのはありません。しかし、介護保険を利用して、費用の負担を軽くすることは出来ます。利用者の住民票を登録している市町村で手続きを行い、保険の適用を受けます。希望の、サービス付き高齢者向け住宅に入居するために引っ越しを行う場合は、注意が必要です。引っ越し先の市町村に住民票を移動することになりますが、介護保険の申請は、引っ越し前に住民票があった市町村で行うことになります。これは、引っ越し先の市町村の財源を圧迫しないためです。人気が高い、サービス付き高齢者向け住宅がある市町村に多くの人が引っ越してきてしまい、その市町村だけ負担が大きくなってしまいます。これを避けるための措置です。


入居をするときに気を付けたいことは?

ここでは、入居する際のポイントについて解説します。サービス付き高齢者向け住宅に入居してみたいと思ったら、探す際の参考にしてください!


気を付けるポイント1「安全性」

 施設の管理体制がきちんと分かっていたほうが安心できますよね?施設内では、感染症などのリスクがあり、病気によっては死に至る場合もあります。感染症が施設内で流行しないための対策をするなど、予防をきちんと行っている施設を選んだほうがよいでしょう。近年は、新規参入がしやすい状況となっています。ほとんどの施設では安全性の対策は行われていますが、中にはまだなにも対策をしていない施設があってもおかしくありません。命を守るためにもしっかりと見極めることが大切になります。


気を付けるポイント2「住みやすさ」

 2つ目のポイントは住みやすさです。外出や外泊が自由に出来るサービス付き高齢者向け住宅の場合、施設の周りの環境が大事になってきます。どのようなところで生活したいのかなど、本人の希望する生活をするためには、場所を考える必要があります。施設見学をすることはもちろん重要ですが、泊まることが出来るなら実際に泊まってみて、住み心地を確かめるのも大切なことです。


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