介護の資格はたくさんって迷っていますよね？そんな方に向けて介護の資格をわかりやすくまとめてみました。
介護職は様々な資格があり、資格が全てといっても過言ではないくらい保有資格が重視される業界です。また資格は雇用待遇やお給料面でも反映されます。
上段は一般的な介護の資格です。一つでも取得しておくことで就職に有利になります。
また下段の表の資格はさらに専門分野ごとに細分化された資格になります。
| 資格 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 介護職員初任者研修 | 介護の基本的な資格 | 旧ヘルパー2級と同等とされることが多い。受験資格なし |
| 介護職員実務者研修 | より実践的な幅広い知識と技術を身に着けるための資格 | 旧ヘルパー1級と同等とされることが多い。受験資格なし |
| 介護福祉士 | 介護の国家資格 | 受験には、実務経験3年以上と介護職員実務者研修終了が必須 |
| 認定介護福祉士 | 高度化した介護サービスに応えるための資格 | 介護福祉士の上位資格 |
| ケアマネージャー（介護支援専門員） | ケアプランが作成できるようになる民間資格 | 介護職のキャリアアップとして取得する人が多い（受験資格あり） |
| 資格 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 重度訪問介護従業者 | 重度障害と認定された方の訪問介護資格 | 保有資格の対象制限なし |
| 介護予防運動指導員 | 介護予防において運動指導のケアを行う資格 | 介護職員初任者研修＋２年以上の実務経験があるなどの受験資格あり |
| 福祉用具専門相談員 | 利用者の福祉用具の適切利用のための専門資格 | 受験資格なし |
| レクリエーション介護士(1級・2級) | 介護レクに特化した資格 | 2級は受験資格なし。1級は2級保持者のみ受験できる |
| ガイドヘルパー(移動介護従事者) | 全身障害・視覚障害・知的障害の利用者の移動のサポートをする資格 | 受験資格が都道府県で異なる 各都道府県に問い合わせが必要 |
| 難病患者等ホームヘルパー | 難病や特定疾患患者のための在宅介護資格 | ホームヘルパー2級または介護職員初任者研修資格が必須 |
| 介護事務 | 介護保険制度の専門知識の資格 | 受験資格なし |
| 理学療法士 | 機能訓練のための専門資格 | 国家資格 最低2年以上養成校に通う必要あり |
| 作業療法士 | 機能訓練のための専門資格 | 国家資格 養成校で3年以上または大学の作業療法士養成課程で4年間修学することが必須 |
| 社会福祉士 | 生活相談員の資格 | 国家資格 受験資格には大学や実務経験によって様々なパターンがある |
| 精神保健福祉士 | 精神科ソーシャルワーカーになるための専門資格 | 国家資格 保健福祉系の4年制大学で指定科目を履修するなど様々な受験資格がある |
基礎的な介護の資格を取得するには、座学と実技を学ぶ必要がある場合があります。また取得方法によっては実習が必要なものもあります。
これは介護の仕事が対人で行う仕事であり、利用者の命を預かるような場面も多々あるということが理由としてあげられます。そのため資格取得の難易度はさまざまです。
上記表のようにたくさんある介護資格ですがその取得方法や期間、また受験資格などはさまざまです。その中でも比較的取得しやすい就職に有利な資格のおすすめランキングです。
介護業界で働く上で資格取得は難しいもののキャリアアップにつながる資格をランキングにしてみました。
やはり国家資格の介護福祉士を取得することが、介護業界では引く手あまたな人材となるポイントでもあります。
資格取得の方法は、養成学校に通って取得することで取得する方法と、通信講座を利用して取得できる方法があります。それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。
学校通学をするメリットは、講師にわからないことを質問しやすい環境にあるので勉強のことだけではなく、実際の介護について実例を踏まえて教えてくれるので学べることも多いです。また、同じように勉強する仲間がいることが張り合いになることもあげられます。
デメリットは、やはり通信に比べて費用が割高になることや交通費がかかること。
また、受講時間の規定があるので欠席が多いと退学になってしまうこともあります。
通信教育のメリットは、比較的費用を安く済ませることができることや自分のペースで座学を勉強できるので、仕事をしながら取得することができます。
デメリットとして、通信教育でもスクーリングがあることと自分で勉強のスケジュールを決めてしっかりやらないと挫折しやすいことなどがあります。
介護業界は、資格がなくても働ける場所もたくさんあります。しかし、日々進化しその技術も開発されていく介護業界では、その専門知識や介護技術を学ぶことは重要です。スキルアップや自分も利用者も安全な介護ができるようになります。
そのため、就業後に資格取得の補助をしてくれる職場も多いので、無資格で就職したとしてもうまく活用して資格を取得しましょう。
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